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二次創作物について

公式製品・ライセンス製品の委託製造について
OEMやPB（プライベートブランド）、公式グッズ、正規ライセンス商品などの委託生産のご依頼は、現在も積極的に承っております。
※OEM: 他社ブランドの製品を受託製造すること (Original Equipment Manufacturing)。
※PB: 小売店などが独自に企画する自主企画商品 (Private Brand)。
（※記載されている会社名・製品名等は、各社の商標、または登録商標です。）

知的財産権に関するご注意事項
本内容に記載している権利関係は複雑な性質を持ちます。長文となり恐縮ですが、円滑なお取引のため、以下の点にご理解とご協力をお願いいたします。

【製造可否に関する重要な注意事項】

免責事項: 本内容を法的処置の判断材料として使用され、万一損害が発生した場合でも、弊社では一切の責任を負いかねます。
判断基準: 下記項目以外にも、弊社で製造不可と判断した場合は、理由を問わずご注文をお断りさせていただく場合がございます。
制作途中の判断: 一度データチェックが完了した後でも、その後の工程で制作不可と判断した場合、ご注文をお断りする場合がございます。
判断に関する質問: 誠に恐れ入りますが、製造不可となった際の判断理由に関する一切のお問い合わせやご質問はお受けできません。ご希望に添えないことに関して、どうぞご理解いただけますようお願い申し上げます。
遅延・トラブル: 著作権等の確認によって生じた納期遅れや損害、およびトラブルにつきましては、弊社では一切の責任を負いません。
権利の見解: 版権元の公式サイトや作者、対象となる個人のご意見など、知的財産権に関する見解が異なる場合がございます。お客様ご自身で随時ご確認くださいますようお願いいたします。

二次創作活動とは？

弊社では下記内容に傚って判断することにいたします。※2022年4月時点での内容です。

《二次創作活動にあたるものの例》

当社のコンテンツに依拠しつつも、皆様の創意工夫・アイデアによって生み出される創作活動

二次創作ガイドライン - ホロライブプロダクション公式サイト - VTuber事務所より引用。

独占的に著作権を有する公式キャラクターのイラストに、独創的なアレンジを加え、これを公開する行為

ANYCOLOR二次創作ガイドラインより引用。

個人の皆様がファン活動の一環として当プロジェクトから取得した知見を利用し、お客様自身の思想または感情を創作的に表現する行為、または創作物

GUIDE | ぶいすぽっ！より引用。

《二次創作活動にあたらないものの例》

当社コンテンツをそのまま利用するもの、単なる改変の域を出ないもの等の創作性に欠けるもの

二次創作ガイドライン - ホロライブプロダクション公式サイト - VTuber事務所より引用。

独占的に著作権を有する公式キャラクターのイラストを、そのままコピーして缶バッジ等のグッズにペーストし、これを公開、販売する行為

独占的に著作権を有する公式キャラクターのイラストに、トリミングや色調の変更など誰にでも思いつくようなアレンジのみを加え、これを公開する行為

ANYCOLOR二次創作ガイドラインより引用。

一次創作コンテンツとしての公式画像(イラスト、ロゴ等)、動画、音声、楽曲等をそのまま、あるいは創作性のない単なる改変の域をでない形での利用

GUIDE | ぶいすぽっ！より引用。

【「二次創作物」の範囲について】
弊社では、以下のものも「二次創作物」と同様に扱います。

パロディ、オマージュなど、元の作品に影響を受けて制作されたもの。
二次創作物をさらに改変した三次創作物。
二次創作活動によって制作された頒布物。

二次創作活動・頒布物に関するご理解とお願い

二次創作物については、そのほとんどが著作権者からの直接の許可を得ていないのが実情です。
しかし、原作との相乗効果が期待できる面があることなどから、現在ではファン活動の一環として黙認されているケースが多いです。
弊社では、個々の案件について詳細な著作権調査を行うことは基本的にございません。
そのため、ご依頼いただく前に、お客様ご自身で入念に著作権や版権元のガイドライン等をお調べいただきますようお願い申し上げます。
二次創作は、ガイドラインを守り、権利者の利益を損なわない範囲で創作活動を行うことが理想です。
皆様が節度を守って創作活動をお楽しみいただければ幸いです。

同人活動における一次創作物の製造依頼について

同人活動で制作された一次創作頒布物の製造依頼を、ただいま積極的に承っております。
弊社は同人活動の理念に共感し、作家様の創作活動を応援いたします。

同人活動：サークルを立ち上げ、設立者が愛するコンテンツを自主的に発信、創作、頒布、交流などを行う、趣味の発表会のような活動を指します。
同人誌即売会: 創作した同人誌や同人グッズを頒布（譲渡）するイベントです。世界最大規模のコミックマーケット（コミケ）などが特に有名です。
頒布（はんぷ）: 同人活動における有償・無償を問わず、不特定多数に場所を限定して譲り渡すことを指します。
「販売」と混同されがちですが、スタッフ、サークル、一般の三者全員が同じ立場の「参加者」という理念を持っていることから、商売とは定義が異なります。

二次創作物の製造：個人の使用目的でもお断りする場合があります

著作権法には、個人的に利用するごく限られた範囲内であれば、著作権者の利用許諾を得ることなく著作物を使用できる、という規定があります。
しかし、たとえお客様が個人の使用目的としてご依頼された場合でも、弊社がプリント加工を請け負い製造を行った時点で、その「個人的な利用の範疇」を超えると判断される可能性があります。
つきましては、ご依頼いただく際は、その点について十分にご留意いただきますようお願い申し上げます。

これまでの二次創作頒布物の製造依頼で、お断りせざるを得なかった主なケース

これまでに二次創作物の製造依頼をお断りした主な例は以下の通りです。

公式のイラスト・画像を、許諾なくそのまま使用している場合。（描き下ろし画像なども含む）
ご入稿されたデザインの中に、版権元が商標登録している「タイトル名」や「キャラクター名」がそのままレイアウトに使用されている場合。
翻案権の侵害にあたる可能性が高いもの。

※翻案権とは、著作者が持つ、自身の著作物を要約したり改変したりする権利のことです。

画像及び写真を加工された原稿について

他者が作成した画像や写真を無断で加工した原稿は、製造をお断りしております。
これらは、著作権者が持つ著作者人格権の一種である「同一性保持権」の侵害に該当する可能性があるためです。

具体的な例として、以下の原稿が該当します。

コラージュ作品（複数の画像を組み合わせて制作したもの）
塗り絵（他者の線画に無断で色塗りしたもの）
加工師や色変え師が加工した画像を使用したもの

※加工師: 無断で他者の画像を素材に、文字入れ、色味の変更、フィルター加工などの改変を行う人。
※色変え師: 無断で他者の画像を色相加工した上で、名前や設定を独自に変更する人。

セリフや画風を真似たデザインについて

日常的に使われるセリフや、一般的に見られる画風は、「表現の領域（表現の法理）」の範疇と見なされることが多いため、基本的に著作権侵害にはあたりません。
また、これらの多くは商標登録も難しいケースが一般的です。

二次創作グッズ製作に関する確認方法

二次創作グッズの製作をご希望される場合は、事前に版権元または著作者が公表している二次創作ガイドラインを必ずご確認ください。
確認結果は、主に以下の3パターンに分けられます。

【本内容に関する確認結果でよくある3パターン】

著作者が二次創作を明確に禁止している場合
著作者が二次創作に関するガイドラインを発表している場合
著作者が二次創作に関するガイドラインを発表していない場合

【ガイドラインがない場合の注意点】
多くの場合、[著作者が二次創作に関するガイドラインを発表していない]状況です。
これは、現時点では明確な見解を述べず、著作者が同人グッズの製作を黙認している状態を指します。
ただし、黙認状態であっても、著作者が訴訟を提起した場合、著作権侵害が成立し、罰則が科される可能性がありますので、十分にご留意ください。
（※コンテンツによっては、細かくルールを定めて二次創作を許可している場合もございます。）

二次創作物について：お受けできない場合があるコンテンツと加工内容

下記に、二次創作物において製造をお受けできない場合があるコンテンツやプリント加工内容を一覧にして随時更新いたします。

※コンテンツの数が非常に多いため、すべてを網羅することはできませんことをご了承ください。